ハイブリッド・フットボール・ゲームズ

ハイブリッド・フットボール・ゲームズ:

ウィルチェアーラグビー(マーダーボール)

ウィルチェアーラグビーは、夏季パラリンピックの競技です。選手資格のある誰もが障害を持っています。各プレーヤーは、障害の分類に応じて0.5〜3.5ポイントを得ます。1チームの合計ポイントがどの時点でも8ポイントを超えることは出来ません。

 

プレーヤーは手動の車椅子に乗ります。フロントバンパーは、相手プレーヤーに体当たりし、激しいクラッシュから保護する両方で不可欠なパーツです。また車輪が損傷を受けるのを防ぐためにスポークプロテクターもあります。ゲームプレーは車椅子同士のフルコンタクトを含み、ハンディキャップのあるアスリートにより行われるスポーツとしては、非常にアグレッシヴに映ります。それ故にこのスポーツは、マーダーボールとも呼ばれています。

 

歴史:

ウィルチェアーラグビーは、1976年にカナダで障害のあるプレーヤーによりつくられました。国際大会がカナダで1989年に初めて開催されました。ウィルチェアーラグビーは、1990年の国際ストーク・マンデビル競技大会でエキシビジョンマッチを行いました。IWRF(国際ウィルチェアーラグビー連盟)は、1993年にカナダのデルタで設立されました。1995年にIWRFウィルチェアーラグビー世界選手権がスイスのノットヴィルで開催されました。ウィルチェアーラグビーは、1996年アトランタでの夏季パラリンピックでエキシビジョンマッチを行いました。ウィルチェアーラグビーは、2000年に夏季パラリンピックの公式種目となりました。

 

規則:

ウィルチェアーラグビーは、一般的に屋内のハードウッドのコートで行われます。ウィルチェアーラグビーのコートサイズはバスケットボールコートと同じで、長さ28m x 幅15mです。

 

1試合はそれぞれ8分クォーターで構成されています。ウィルチェアーラグビーでは、バレーボールを使用しています。1チームは4人の選手で構成されます。ボールキャリアーは10秒以内にボールをバウンス、またはパスしなければなりません。車椅子同士の接触は許されていますが、背後からの体当たりや選手同士の直接のフィジカルコンタクトは禁止されています。

 

主な大会:

IWRFウィルチェアーラグビー世界選手権。

IWRFアメリカズ選手権。

IWRFヨーロピアン選手権。

IWRFアジアオセアニア選手権。

夏季パラリンピックのウィルチェアーラグビー。

 

 

サイクルサッカー(サイクルボール)

サイクルボールは、特製の自転車を使用しコートで、アソシエーション・フットボールのようにプレーします。しかし、プレーヤーは足でキックはしません。選手はその替わりに、ホイールを使ってボールをコントロールしシュートします。ゴールキーパーは、手を使うことが許されます。ドイツ系アメリカ人のニコラス・エドワード・カーフマンは、1893年にサイクルボールを始めました。ドイツ語ではラドボールとも呼ばれています。世界選手権が1929年に初めて開催されました。

 

 

モータースポーツ・サッカー

モータースポーツ・サッカーは、アソシエーション・フットボールを基にしており、オートバイや自動車等のモーターで駆動するマシンでプレーする競技です。

 

オートバイ・サッカー

オートバイ・サッカー大会が1927年に開催され、決勝でコヴェントリーチームが勝利したという記録があります。オートバイ・サッカーは、英国やヨーロッパ中で人気です。大きめのボールを使用し、それが車輪の下に入り込まないようにしています。

 

自働車サッカー

自働車サッカーは、自働車により競技が行われます。車がボールを適切にヒットすることが

出来るように、大きなボールが使用されます。

 

 

スピードボール

スピードボールは1920年代にアメリカのミシガン州で考案されました。それはアソシエーション・フットボールと他のスポーツを組み合わせた、非常にペースの速いゲームです。スピードボールでは、ゴールにボールを投げる(1ポイント)、ボールをゴールに蹴る(3ポイント)、ボールをバスケットに入れる(2ポイント)等、様々な方法でポイントを得ることが出来ます。 1チームはゴールキーパーを含む5人以上の選手で構成されます。スピードボールはバスケットボールコートやサッカー場でプレー可能です。

 

スピードボールのゴールサイズは様々で、例えば幅6ft x 高さ2.5ftです。スピードボールで使用されるボールは、例えば、サッカーボール、バレーボール、アメリカンフットボール、ラグビーフットボールがあります。5人制の場合、スピードボールのポジションは、ゴールキーパー(GK)、ディフェンスバック(DB)、センター(C)、ライトウィンガー(RW)、レフトウィンガー(LW)です。SEAL スピードボール(アメリカ海軍特殊戦コマンド)といったスピードボールの亜種があります。

 

 

フリースタイルフットボール

フリースタイルフットボールは、ストリートパフォーマンスから派生しました。それはアソシエーション・フットボールのリフティングと新体操の要素が組み合わさっています。フリースタイルフットボールは、ブランディングのキャンペーンに使用されて以来、人気が急上昇しました。

 

ルールは様々ですが、一般的に審判員は、難易度、独創性、スキル、トリック、多様性、ミスにより演技を評価します。

 

 

主な国際大会には

FFワールドツアー、

スーパーボール – 世界オープン選手権、

レッドブルストリートスタイル、

F3ヨーロピアン選手権、

F3アジアン選手権、

SISMアメリカンパンナ&フリースタイルトーナメント、

があります。

 

2011年に英国でフリースタイルフットボール連盟が設立されました。もう1つの競技団体はカナダを拠点とするワールド・フリースタイル・フットボール・アソシエ―ションです。

 

 

フットバッグ

遠い昔から、ジェンズ、チャプテー、セパタクロー、シパ、チェギチャギ等、フットバッグに似たスポーツは存在していました。フットバッグの現在のスタイルは1970年代に導入されました。サークルキックはフットバッグをプレーする一般的な方法です。

 

スリーハックスラップ、ハックエリミネ―ション等、フットバッグの異なったルールがあります。フリースタイルフットバッグは、新体操の要素があります。フットバッグネットには、テニス、バドミントン、バレーボールの要素があります。ネットの高さは5フィートです。 それはセパタクローのようにも見えます。

 

バッセはノルウェーのフットバッグゲームです。ハックスラップはフォースクエアルールに似ており、フットバッグを使用します。フットバッグゴルフは、フットバッグでゴルフをプレーするもので、フットゴルフに似ています。

 

フットバッグをプレーする方法は沢山あります。例えば、ホース、キックバック、キラー、ノックアウト、ナンバーキャッチ、ナンバーズ、シャーク、ウォーがあります。

 

 

フットバッグネット

フットバッグでプレーするネットゲームを、フットバッグネットといいます。バドミントン、バレーボール、テニスと類似点があります。ネットの高さは5フィート(152.4cm)です。 フットバッグネットのコートサイズは、バドミントン・ダブルスのサイズと同様です。

 

IFPA(国際フットバッグ選手協会)は、フットバッグの統括団体です。プレーヤーはフットバッグをコントロールするのに、膝より下しか使えません。選手は、対角線上にサーブする必要があります。シングルスとダブルスのゲームがあります。11ポイントまたは15ポイントをとり、2ポイント以上の差をつけるとゲームに勝利することが出来ます。世界フットバッグチャンピオンシップが、毎年開催されます。

 

 

ボサボール

ボサボールのアイデアは、2005年にベルギーのフィリップ・エイクマンズによりつくられ、スペインで最初に実験が行われました。ボサボールは、バレーボール、サッカー、体操の要素があります。2つのトランポリンがネットをはさみ互いに向き合うように配置されており、それはコート上の膨脹式の素材に囲まれています。プレーヤーはアタックするために、トランポリンを使用して高くジャンプすることが出来ます。アタッカーは相手側にボールをスパイクまたはキックすることが出来ます。 ワールドカップやヨーロピアンカップ等の大会があります。

 

 

フットバレー

フットバレーは、ビーチバレーとサッカーを組み合わせたもので、1965年にブラジルで考案されました。フットバレーは、間もなくリオデジャネイロのコパカバーナビーチで人気になりました。規則の構造はビーチバレーに基づいており、手でプレーすることは禁止されています。また、バレーボールの代わりにサッカーボールが使用されます。

 

 

フットテニス(サッカーテニス、フットネット)

フットテニスは1920年代にチェコスロバキアでつくられ、規則は1940年に正式に起草されました。フットテニスは、テニスのように相手にボールを返します。テニスボールの替わりに、サッカーボールに似た特殊なフットネットボールを使用し、ラケットの替わりに足でプレーします。ネットの高さは1.10mです。コートのサイズは9m × 12.8mと9m × 18mの間です。試合はシングルス、ダブルス、トリプルスで行われます。1セットは11ポイントをとり2ポイント差をつけると終了します。最高スコアは15:14です。2セットをとると試合に勝利します。

 

フットテニスの統括団体:

FIFTA(国際フットボールテニス連盟)、以前の名称はIFTA(国際フットボールテニス協会)。

UNIF(フットネットの国際ユニオン)。

EFTA(欧州フットネット協会)。

 

 

ジョッフー(韓国式足球)

ジョッフーは1960年に大韓民国空軍で考案されました。ジョッフーはサッカーとバレーボールの要素を持っています。見た目はフットテニスに似ています。

 

プレーヤーがボールに触れることが出来るのは、足、すね、頭だけです。1チームは4人のプレーヤーで構成されています。コートサイズは16m x 7mです。ネットの高さは110cmです。ジョッフーに使用されるボールは、360g、直径20cmです。ボールは他の選手がタッチする毎に1度バウンドさせることが出来ます。1ゲームは15ポイントの3セットです。ラリーポイントシステムが適用され、ゲームに勝つためには2点差をつける必要があります。

 

 

キックベースボール(キックベース、キックボール、蹴り野球)

キックベースは、1910年頃に米国オハイオ州でニコラス・C・スースにより考案され、体育で紹介されました。ゲームの構造は野球を基にしており、野球ボールの替わりに大きなボールが使われます。キックベースに使用されるボールは、膨張させたゴムボールで、サイズは直径8.5in~16in(21.59cm~40.64cm)です。

 

ボールは野球のバットを使うのではなく、キックします。ボールのサイズが大きく、ボールのスピードが遅いため、通常の野球よりもボールをヒットするのが容易です。ボールは、はるかに柔らかく安全です。従い、キックベースは子供に適しています。キックベースに使用されるフィールドは、一般的にソフトボールのダイヤモンドです。

 

 

フットゴルフ

フットゴルフのルールの構造はゴルフに基づいています。ゴルフボールはフットボールに、ゴルフクラブはキックに置き換えられています。カップサイズは21インチ(53.34cm)で、より大きなボールに対応できます。 フットゴルフはゴルフコースでプレー出来ます。より少ないショットでコースを終えることでゲームに勝利します。

 

フットゴルフの利点は、通常のゴルフ用具よりも、はるかに少なく済むことです。フットボールに似たコードボールと呼ばれるボールゲームが、1920年代と1930年代に行われました。フットゴルフ・コンペティションがオランダで最初に開催され、参加者にはプロサッカー選手が含まれていました。

 

FIFG(国際フットゴルフ連盟)が創設され、最初のフットゴルフ・ワールドカップが2012年にハンガリーで開催されました。AFGL(アメリカン・フットゴルフ・リーグ)が米国での競技を組織しています。

 

 

コードボール(コードボール・オンザグリーン)

コードボールは、1929年に米国のシカゴでウィリアム・エドワード・コードにより発案されました。フェアウェイはゴルフのホールのかわりに14のボウルで構成されています。ボールはゴム製で6インチ(15.24cm)です。

 

 

コードボール・オンザコート

コードボール・オンザコートは、ウィリアム・エドワード・コードにより創られたもう1つのスポーツです。それはサッカーとハンドボールが組み合わさっています。一人のプレーヤーが壁に6インチ(15.24cm)のボールをキックし、もう一方のプレーヤーが二度目のバウンドでそれを返します。

 

 

ヴォラータ

ヴォラータは、1920年代と1930年代にイタリアで導入されました。カルチョ・フィオレンティノとローマの球技ハルパストゥムからのインスピレーションで作られました。これは8人制のゲームで、イタリアで短い期間プレーされました。

 

 

バンディ

バンディはサッカー、アイスホッケー、フィールドホッケーの要素があります。1試合は45分ハーフで構成され、これはサッカーと同じです。1チームは同じサイズの11選手です。フィールドサイズは45m~65m(148ft~213ft)x 90m~110m(300ft~360ft)とほぼ同じです。オフサイドルールがあります。ポジションは、ゴールキーパー、ディフェンダー、ミッドフィルダー、フォワードに分類することが出来ます。フォーメーションはサッカーのものに似ています。

 

バンディに使用される装備は、バンディスティック、バンディスケート、ヘルメット、フィールドプレーヤー用のマウスガードを含みます。さらに、ゴールキーパーにはフェイスガードが必要です。バンディボールは球形で、その直径は62.4 mmか63.8 mmで、ゴム製で中にコルクの芯があります。

 

1913年にヨーロピアン選手権が開催されました。1955年にスウェーデンで国際バンディ連盟が設立されました。1957年にバンディ世界選手権が初めて開催されました。

最大のクラブ大会であるワールドカップは、毎年開催されます。

 

リンクバンディ(リンクボール)や7人制バンディ等の変種があります。

 

 

ユニバーサル・フットボール

ユニバーサル・フットボールは、1900年代初頭に提案されたオーストラリアン・フットボールとラグビーリーグを組み合わせたゲームです。議論が行われましたが、2つのコードには大きな違いがあるため、折衷案を見出すのは困難な作業でした。ルールの例は、スクラムなし、再開方法がボールアップといったものです。 ユニバーサル・フットボールのフィールドサイズは長方形で、長さ160yd、幅100ydです。1チームは15選手です。ゴールポストは、H字型のラグビースタイルで、18フィート(549cm)離れた2本のポールと高さ10フィート(305cm)のクロスバーで構成されています。

 

 

オースタス

これは第二次世界大戦中にアメリカ軍の隊員がオーストラリアに駐留している際に発案された、オーストラリアン・ルールズ・フットボールとアメリカンフットボールを折衷したゲームです。オースタスは、ほぼ標準のオージー・ルールズで、フォワードパスといった北米フットボールからの要素があります。手で10ヤード以上投げたボールは、キックのようにマークすることが出来ます。

 

オースタスの規則に基づくゲームは、1943年7月18日にパントロードオーヴァルでオーストラリアの工場チームと米軍の対戦が最初に行われ、スコアは5.8(38) –  8.4(52)でした。数週間後にもう一つの試合が行われ、今度はオーストラリアチームがトップクラスの選手を投入しました。オーストラリアがその試合を17.23(125) –  8.1(49)で勝利しました。

 

 

インターナショナル・ルール・フットボール

インターナショナル・ルール・フットボールは、オーストラリアン・フットボールチームとゲーリック・フットボールチームの間で、国際試合をプレー出来るようにするべく考案されたハイブリッドスポーツです。オーストラリア代表チームは、AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)により選出されます。一方、アイルランド代表チームは、GAA(ゲーリック体育協会)により選出されます。

 

1967年のオーストラリアン・フットボール・ワールドツアーで、インターナショナル・ルールの試合がアイルランドにて開催されました。この競技には、男子、女子、ジュニア、マスター、アマチュア等、様々なカテゴリーがあります。インターナショナル・ルール・フットボールの試合はグローバルに観衆を魅了しています。

 

ルール:

1試合はそれぞれ18分のクォーターから成ります。1チームは15人の選手で構成されています。プレーヤーは肩と大腿部の間をつかみ、フィールドに倒すことが許されています。ゲーリック・フットボールでは、このようなタックルは禁止されています。

 

インターナショナル・ルールは、球形のボールとおよそ160yd x 98ydの長方形のフィールドを使用します。それらは、ゲーリック・フットボールのものです。

 

2本の高いポストの間隔は6.5mで、クロスバーの高さは2.5mです。ゴールネットが使用されます。これらはゲーリック・フットボールと同じです。各ゴールポスト脇の更に6.5mのところに低いポストが配置されています。これら2つの低いポストは、オーストラリアン・フットボールのビハインド・ポストです。

 

インターナショナル・ルール・フットボールのポイントの数え方:

ゴール:クロスバー下のゴールネット:6ポイント。

オーバー:クロスバー上の高い2本のポストの間:3ポイント。

ビハインド:どちらか側の高いポストと低いポストの間:1ポイント。

 

 

著者:長田拓也 Takuya Nagata

日本屈指のフットボールクラブでサッカーを志す。若くして引退し、単身イングランドに渡り、英国立大学を卒業。スペイン等、欧州各地でフットボールジャーナリスト、フットボールコーチ、フットボールコンサルタント等、キャリアを積む。渡英以来ラグビーユニオンもプレーし、様々なフットボールコードを比較研究。クリエーティヴ系やオンライン業界にも通じる。ダイバーシティと平等な社会参加の精神を促進する世界初のコンペティティヴな混合フットボール「プロプルシヴ・フットボール(プロボール)」の創始者。Tact Nexus Group創設者。

 

 

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