オーストラリアン・フットボール(オージールールズ)

オーストラリアン・フットボール(オーストラリアン・ルールズ・フットボール、オージールールズ)

オーストラリアン・フットボールはオーストラリアで最も人気のあるスポーツであると言われており、オーストラリアン・フットボール・リーグ(AFL)はプロフェッショナルで、最大の大会です。AFLグランドファイナルは、毎年メルボルン・クリケット・グラウンドで開催され、大勢の観客を動員しています。AFLグランドファイナルは、世界で最も入場者数の多いクラブチャンピオンシップです。 AFLグランドファイナルの最多の観客動員記録は、コリンウッドとカールトンの対戦した試合が1970年に行われた際の121,696人です。

 

歴史:

イングランドの学校競技の影響を受けたフットボールの試合が1858年にヴィクトリア州メルボルンで開催されました。その後、規則の修正が行われ、1859年にメルボルン・フットボールクラブがオーストラリアン・フットボールの規則を発表しました。これは、現在世界で繁栄する近代フットボール・ゲームの中で、最初に成文化されたコード(規則体系)だと言われています。

 

オーストラリアン・フットボール・カウンシルは1890年に創設されました。IAFC(国際オーストラリアン・フットボール・カウンシル)は1995年に世界的な統括団体として設立され、オーストラリアン・フットボール・インターナショナルカップ等の行事を開催しました。その後、組織名がオージー・ルールズ・インターナショナルに変更され、発展とプロモーションのみの目的で活動しています。AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)が今日、オーストラリアン・フットボールを世界的に統括しています。

 

規則:

1ゲーム(80分)はそれぞれ20分のクォーターで構成されています。ゲームは楕円形のボールのバウンスから始まります。ゴールポストの間にボールをキックすると6ポイントです。ボールが脇の低いポストを通過すると、ビハンドと呼ばれ、1ポイントです。

 

選手は、キック、ハンドボール、手に持ってのランニングにより、ボールを動かすことができます。ハンドボールは、ボールをヒットするのに拳を使い、特定の方法で行われなければなりません。ボールを持ってランニングする選手は、6ヤード毎にボールをバウンスさせる必要があります。選手は捕まった際に、ボールを保持することは出来ません。選手は、ある条件下でキックから​​直接ボールをキャッチする際に「マーク」とコールすることで、ボールポゼッションを得ることが出来ます。オーストラリアン・フットボールは、オフサイドルールを採用していません。

 

オーストラリアン・フットボールのフィールドは楕円形で、クリケットをプレーすることも出来ます。オーストラリアン・フットボールのフィールドの広さは、一般に長さ135m~185m、幅110m~155mです。

 

1チームは18人の選手で構成されています。ポジションはアメリカンフットボールのような他のいくつかのフットボールコードより流動的です。

 

オーストラリアン・フットボールのポジション:

FW:6選手。

フォワードライン:

フォワードポケット(FP、セカンドフルフォワード)、フルフォワード(FF)、フォワードポケット(FP、セカンドフルフォワード)。

ハーフフォワードライン:

ハーフフォワードフランク(HF)、センターハーフフォワード(CF)、ハーフフォワードフランク(HF)。

 

MF:6選手。

ウィング、センター、ラック、ラックローバー(RR)、ローバー、ウィング。

 

DF:6選手。

ハーフバックライン:

ハーフバックフランク(HB)、センターハーフバック(CB)、ハーフバックフランク(HB)。

バックライン:

バックポケット(BP)、フルバック(FB)、バックポケット(BP)。

 

特別な役割:タガー、ディフェンスのスペアマン。

 

 

オーストラリアン・フットボール(オージールールズ)の変種

ライトニング・フットボール

短時間でプレーされるオーストラリアン・フットボールは、ライトニング・フットボールと呼ばれます。試合時間は通常、フルゲームの半分です。残りのルールは同じか、または僅かに変更されます。ライトニング・フットボールは草の根やユースの活動に用いられる傾向があります。「ライトニングプレミアシップ」と「ライトニングカーニバル」と呼ばれる大会があります。

 

 

ナイン・ア・サイド・フッティー

ナイン・ア・サイド・フッティーはオーストラリアン・フットボールに基づいており、18人の代わりに9人の選手により行われます。チームサイズをフルのオーストラリアン・フットボールの半分にすることで、チームを形成し大会を組織し易くなります。ナイン・ア・サイド・フッティーは多くの場合、利用可能な小さいフィールドや長方形のフィールドでプレーされます。

 

ポジションは一般にフォワード3人、センター3人、バック3人です。大会により異なるルール変更があります。AFL 9sでは、身体的な接触は禁止されており、ボールはリリース前に一度だけバウンスさせることが出来ます。さらに、アウトオブプレーの場合、ボールは対戦相手によりキックでプレーが再開されます。ナイン・ア・サイド・フッティーの大会には、EUカップやバリ・ナインズがあります。

 

 

レク・フッティー

AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)は、レクリエーションに適しているレク・フッティーを組織しており、あらゆる年齢や性別の人々が参加しています。ルールは、身体的接触を禁止する等の変更がなされています。女性プレーヤーはゴールキックで9ポイントを獲得でき、男性は6ポイントを獲得出来ます。マークには最小距離がありません。50メートルペナルティのかわりに、15メートルペナルティです。プレーヤーはポジションを識別するためにビブを着用し、プレーヤーはそれぞれのゾーン内でのみ移動可能です。

 

1チームは8人の選手で構成されています。レク・フッティーのポジションは一般に、フォワード3人、センター2人、バック3人です。混合ゲームでは、1チームに少なくとも3つのポジションでそれぞれ1人の女性プレーヤーがいる必要があります。交代の数は無制限です。

 

1試合は20分ハーフです。レク・フッティーのフィールドは長方形で、最大で長さ100m x 幅50mです。

 

 

サモア・ルールズ

オーストラリアン・フットボールに基づき、18人の代わりに15人制により、ラグビーユニオンの長方形のフィールドでプレーされます。プレーヤーの移動はゾーンに制限されています。フォワードは攻撃側の半分でのみプレーでき、バックは守備側の半分でのみプレー出来ます。バウンスは、手放す前に一度だけ可能です。これらのルール変更により、ゲームはエンドツーエンド・キッキングのスタイルになります。1998年にヴァイリマ・シックス・シューターズ・チャンピオンズシップが始まりました。

 

 

メトロ・フッティー(メトロルールズ・フッティー)

オーストラリアン・フットボールは、多くの人とスペースを必要とするため、メトロ・フッティーは、より少ない人数により、アメリカン・フットボール、アソシエーション・フットボール、ラグビーフットボール等の長方形のフィールドでプレーするために、米国で考案されました。ルールはリーグにより異なります。プレーヤーの数は9人で、試合時間は15分クォーターです。他の全てのルールは、オーストラリアン・フットボールの標準の規則と同じです。

 

 

AFLX

AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)は、オーストラリアン・フットボールをベースにした7人制のAFLXというプレシーズン大会を創設しました。AFLは2018年に最初のAFLXを行いました。AFLXはオーストラリアン・フットボールを世界的にプロモーションする目的でつくられました。

 

規則の大きな違いには次のものがあります。AFLXはアソシエーション・フットボールのような長方形のフィールドでプレーされます。1試合は10分ハーフです。1チームは7選手から成ります。アウトオブプレーになる前に最後にボール触れたチームはボール保持を失います。40mアークの外側からのゴールキックで10ポイント・スーパーゴールを決めることが出来ます。

 

 

AFLマスターズ(マスターズ・オーストラリアン・フットボール、スーパールールズ)

30歳以上の選手に適した特別なルールをアレンジしたものは、マスターズ・オーストラリアン・フットボールと呼ばれます。主なルール変更は、ゲームをより安全にするための身体的影響の軽減です。マスターズ・オーストラリアン・フットボールは、ヴィクトリア州ニルに1980年に設立され、1981年に始まりました。AFLM(AFLマスターズ)は、オーストラリアを巡るナショナルカーニバルです。

 

 

タッチ・オージー・ルールズ

タッチ・オージー・ルールズに欠かせないスキルセットは、バウンス、ハンドボール、キック、マークです。これらは標準のオーストラリアン・フットボールと同じです。タッチ・オージー・ルールズは、オーストラリアン・フットボールを基にしており、大きな違いはタックルをタッチに置き換えたことです。これにより、あらゆる能力や性別の人々がゲームに参加しやすくなります。

 

 

オズキック

元々、生まれた場所のヴィクトリア州にちなんでヴィクキックと呼ばれていたものです。オズキックは、子供たちがオーストラリアン・フットボールを学び練習するのを支援するために、年間を通じて運営されるオーストラリアの全国規模のプログラムです。

 

セッションにはトレーニングとゲームが含まれ、通常は週末に開催されます。子供達を保護し、成長を促進させるために規則が修正されています。主な違いの例は、タックルの禁止とプレーヤーのフィールドゾーンの制限です。大人もオーストラリアン・フットボールとコーチングを学ぶことが出来ます。オズキックは、地域社会と密接に連携しており、ボードには親、コーチ、ファーストエイド担当者、管理者、ボランティアが参加しています。

 

 

キック・トゥー・キック

オーストラリアン・フットボールの伝統的なキック・アンド・キャッチゲームは、キック・トゥー・キックと呼ばれます。2人のプレーヤーがボールを蹴り、そしてそれをキャッチします。それはマークといいます。キャッチする前にボールがバウンドすることがあります。キッカーは、例えば、チェックサイドパント、ドロップパント、トーペードパント(スパイラル、バレル、スクリューパント)等、多様な種類のキックを使用できます。キック・トゥー・キックは、2チームに分けることで、より多くの人とプレーすることが出来ます。グループキック・トゥー・キックは、ラグビーフットボールのフォースバックと似ている部分があります。キック・トゥー・キックの亜種には、エンド・トゥー・エンド・フッティーやマークスアップがあります。

 

キック・トゥー・キックは、ウォーミングアップや公園での非公式なプレーでしばしば行われます。オーストラリアン・フットボールは、試合終了直後に侵入した観客によりキック・トゥー・キックが行われる伝統が長らくありました。しかしこの慣行は、ゲームがプロフェッショナルになり、イベント管理がより組織的になり、オーストラリアン・フットボール・リーグのグラウンドで、行われなくなりました。キック・トゥー・キックは、古代のアボリジニのスポーツであるマーン・グルークに由来すると言う人もいれば、英国の伝統によるものと言う人もいます。

 

 

ロングキックコンペディション

ロングキックコンペディションでは、パントキックの距離を競争します。順繰りに、プレーヤーは出来るだけ遠くにボールを蹴ります。最高レベルのオーストラリアン・フットボールの選手は60メートル以上離れたところまでボールをキックすることが出来ます。

 

 

ハンドボールコンペディション

ハンドボールコンペディションでは、ハンドパスの正確さが争われます。的の同心円状の帯は、それぞれ異なるポイントになっており、中心はアーチェリーのように最高ポイントです。ハンドボールコンペディションは、通常、クラブのイベントやオズキックで開催されます。

 

 

ユニバーサル・フットボール

ユニバーサル・フットボールは、1900年代初頭に提案されたオーストラリアン・フットボールとラグビーリーグを組み合わせたゲームです。

 

 

オースタス

これは第二次世界大戦中にアメリカ軍の隊員がオーストラリアに駐留している際に発案された、オーストラリアン・ルールズ・フットボールとアメリカンフットボールを折衷したゲームです。

 

 

インターナショナル・ルール・フットボール

インターナショナル・ルール・フットボールは、オーストラリアン・フットボールチームとゲーリック・フットボールチームの間で、国際試合をプレー出来るようにするべく考案されたハイブリッドスポーツです。オーストラリア代表チームは、AFL(オーストラリアン・フットボール・リーグ)により選出されます。一方、アイルランド代表チームは、GAA(ゲーリック体育協会)により選出されます。

 

1967年のオーストラリアン・フットボール・ワールドツアーで、インターナショナル・ルールの試合がアイルランドにて開催されました。この競技には、男子、女子、ジュニア、マスター、アマチュア等、様々なカテゴリーがあります。インターナショナル・ルール・フットボールの試合はグローバルに観衆を魅了しています。

 

ルール:

1試合はそれぞれ18分のクォーターから成ります。1チームは15人の選手で構成されています。プレーヤーは肩と大腿部の間をつかみ、フィールドに倒すことが許されています。ゲーリック・フットボールでは、このようなタックルは禁止されています。

 

インターナショナル・ルールは、球形のボールとおよそ160yd x 98ydの長方形のフィールドを使用します。それらは、ゲーリック・フットボールのものです。

 

2本の高いポストの間隔は6.5mで、クロスバーの高さは2.5mです。ゴールネットが使用されます。これらはゲーリック・フットボールと同じです。各ゴールポスト脇の更に6.5mのところに低いポストが配置されています。これら2つの低いポストは、オーストラリアン・フットボールのビハインド・ポストです。

 

インターナショナル・ルール・フットボールのポイントの数え方:

ゴール:クロスバー下のゴールネット:6ポイント。

オーバー:クロスバー上の高い2本のポストの間:3ポイント。

ビハインド:どちらか側の高いポストと低いポストの間:1ポイント。

 

 

著者:長田拓也 Takuya Nagata

日本屈指のフットボールクラブでサッカーを志す。若くして引退し、単身イングランドに渡り、英国立大学を卒業。スペイン等、欧州各地でフットボールジャーナリスト、フットボールコーチ、フットボールコンサルタント等、キャリアを積む。渡英以来ラグビーユニオンもプレーし、様々なフットボールコードを比較研究。クリエーティヴ系やオンライン業界にも通じる。ダイバーシティと平等な社会参加の精神を促進する世界初のコンペティティヴな混合フットボール「プロプルシヴ・フットボール(プロボール)」の創始者。Tact Nexus Group創設者。

 

 

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